この前、久々に渋谷界隈等々のレコ屋巡りをしまして気づいたものがこれでした。何箇所かのお店の壁に貼り付いていましたが、いずれも10万円超え!
これでは折角の良い音楽も誰も聴けないということになってしまうのですが、こういう音源に関して紙ジャケは有り難いですね。というようなことが、この紙ジャケのライナーにも書かれていました。ところが、このビクター盤CDは、ライナーはあるのですが、歌詞カードが付いていません。まぁ、魑魅魍魎的なアルバムなので対訳とまでは言わないけど、ライナーよりは歌詞が先ではないかと・・・。ビクターさん、いかがでしょう?
ちなみに、今はネット時代なので、見ようと思えばみることはできますし、これをグーグル翻訳にでも放り込めば大意はつかめそうですけどね。
さて、ググったついでにComusの意味をWeblio辞書で引いてみると「【ギリシャ・ローマ神話】コーモス《酒宴・歓楽をつかさどる若い神; たいまつを持ち翼のある酔っぱらった青年として表わされる》」とのこと。このジャケ絵がそのイメージなんでしょうかね。この絵は、リード・ヴォーカルのロジャー・ウートンさんが描いたものです。クセのある絵ですが器用ですね。
これは彼らのファースト・アルバムで、この邦盤CDのタイトルは「魂の叫び」です。・・・っていうか、邦盤が出てたんですね。1971年のリリース時に出ていたようで、Discogsをみると帯にバンド名が「カムス」と書かれています・・・邦盤あるあるですね。(^^;;
アルバムを回すと、まさに、アコギのカッティングに乗っかって、やばい感じで、魂の叫びが繰り広げられます。
やはり1曲選ぶとするとSong for Comusでしょうか。他の曲に比べてまとまりすぎてるので、変態度が測りにくいのですが、興味があれば、後の曲は適当にyoutubeで探してみてくださいね。