Cafe Evil 9

ごくごく普通の何の変哲もない平凡でどこにでもあるようなブログです♪

Aerosmith / Rocks

 エアロスミスの「ロックス」です。1976年リリース。
 中古屋巡りをしていると、このアルバムがこの値段でいいの?・・・っと、70年代世代は目を疑いたくなることがあります。
 そのひとつがこれ。最近、エアロスミスやパープル等、70年代にピークを築いたハードロックの古いLPをある程度まとめて入手しましたが、全部、300円から200円なんですね~。売れたのでプレス枚数が多くって余ってるんだとは思うのですが・・・とはいえ、再購入にはもってこいのリーズナブルなお値段で大変助かっていますので、なかなか複雑な気分ですね。

 ロックスは、ナイン・ライヴズでもパンプでもなく、誰が何と言おうとエアロスミスの最高傑作アルバムです。1976年当時のロックは、音数は少なめながら、重みがありましたよね~!

 スティーヴン・タイラーの深~いビブラートというか震える唇のいやらしい歌い方が、比較的シンプルなノリのロックに強烈に深みを与えていますよね。デビュー盤を聴くと、たとえば大ヒット曲のドリーム・オンなんかでさえ、ここまで声を震わせてないんですけどね~。

 まぁ、ここに来て、一つの型が出来上がったのかなぁと、そんな感じがします。
 収録曲は、どれをとっても、印象的なリフ、泣きのメロディーが凝縮された素晴らしいものばかりです。
 そうした中で、特にお気に入りの2曲がこれです!