Cafe Evil 9

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Jeferson Starship / Spitfire

 ジェファーソン・スターシップのスピットファイアです。1976年のリリース。長岡秀星画伯によるエキゾチックな香り漂うジャケットの迫力は、只者ではありませんよね!
 もう、このジャケットを眺めるだけのために、このアルバムをLPで手元に置いておきたくってしょうがなくって、今はなくなりましたが渋谷BEAMのレコファンで発掘し、当時は、超目出度い気分で、このレトロなロックン・ロールに浸っていました・・・。
 今改めてリリース年をみてみると1976年なんですが、実は、当初は、70年代の初めあたりの音かなぁと勝手に思い込んでいました。そのぐらい、ちょっと時代が戻ったような、枯れた味わいのある音楽です。

 ジェファーソン・スターシップの歴史は、前身のジェファーソン・エアプレインにはじまります。結成は1965年。1966年8月のテイク・オフ邦題「離陸」(そのまんま!)がデビュー・アルバムでした。
 ヴォーカルのマーティー・ベイリンが中心となり、自らのクラブで始めたバンドだったようです。その後、メンバー・チェンジを繰り返し、1974年にジェファーソン・スターシップと改名しました。その後、ジェファーソン・スターシップの活動は1984年まで続き、終盤には、ちょっとだけハードロックっぽくなってみたりなどして、ついにオリジナル・メンバーが皆無となってスターシップと改名した1985年、シスコはロック・シティーで一代ヒットを放ちます。
 さて、このスピットファイアーなのですが、ジェファーソン・スターシップ名義の第3作で、当時、プラチナアルバムに輝くヒットを放っています。
 グレイス・スリックとマーティー・ベイリンのヴォーカルがかなり強力!リズムの押しが意外に強く、ドライヴ感溢れるアルバムです。サイド1冒頭のベースのグルーヴ感がたまりません~。
 ジャケット裏面の写真を見ると、もうこの時期、グレイススリックは、かなり、ワイルドな感じに仕上がっちゃってますね。その昔は、ちょっとキュートな感じだったみたいなのですが…..