スターキャッスルはイエス似と言われるのですが、その原因はボーカルの声質がジョン・アンダーソンに非常に良く似ているからなんでしょうね。
曲まで本当に似ているかというと、ところどころ、元ネタはこれかなぁという部分が無くはないものの、しっかりしたリズム・キープされていて、その上にのっかっている鍵盤やギターも縦の線がビシッとそろっていますし、イエスのような(多分ハウ爺が原因ですが)リズムのブレが一切ない点は、流石にアメリカのバンドらしいプロフェッショナルさかなぁと思います。
本当はイエスを目指していたのかもしれないコーラスもイエスのようにフラットしませんし、むしろ、当時のウエストコーストな爽やかさが感じられます。
ということで、意外とオリジナリティに溢れた音楽を演奏していたんだということが解ります。・・・今になって改めて聴き直して見るとね。