Cafe Evil 9

ごくごく普通の何の変哲もない平凡でどこにでもあるようなブログです♪

Uriah Heep / Demons and Wizards

 1972年5月にリリースされた、ユーライア・ヒープのDemons and Wizards、邦題はそのまま「悪魔と魔法使い」です。ロジャー・ディーンの幻想的なイラストが美しいですね~!LPは、発売時期や国によってジャケットに微妙な違いがあります。写真は、西独初盤。ロゴ等がほぼ中央ですが、日本コロムビア盤は若干右によっていたりします。

 また、裏面のブロンズレーベルやアイランドレーベルのマークの位置等もそれぞれ独特です。興味のある方は買い揃えてみてください^_^;

 でも、なんだか、こんなたわいもないことが不思議に有難く思えてくるので、LP堀りはやめられません。ほぼ病気です^_^;

 LP掘りをしてる人たちにはオリジナル初盤派の人たちとか、国内初盤派に人たちとかいろいろだと思いますが、私の場合は、オリジナル盤もいいのですが、国内の初盤に近いものものもなかなか味わい深いなぁと・・・、古い解説が読めるのが、なんだか嬉しいんですよ。

 こんなに古いものが、背表紙の折れも殆ど無く、ピンピンの状態で発掘できたりすると、LP発掘冥利に尽きるというか、じわ~っと感動がこみ上げてきたりします。やはり病気^_^;

 ユーライア・ヒープのことを書かないといけませんね。曲作りはギターのミック・ボックスが主体のようですが、演奏面では、ケン・ヘイズレイのオルガンを中心にしたなかなかヘヴィーなハード・ロックです。

 アコースティック・ギターではじまる魔法使いから、ちょっとキングクリムゾンの宮殿を思わせるオルガンのメロディーラインで始まるサークル・オブ・ハンドを経て、オルガンのリフがゴリゴリっとヘヴィーに心臓に響くレインボウ・デーモン、暗黒のメッセージが歌われる呪文に至るまで一気に何度も回してしまいます。acこのアルバムは全世界で300万枚の売り上げを記録している大ヒット作です。