ADの活動は大きく3つに分かれます。第1期は脱退直後1983年から1984年までの「Kerry Livgren/AD」名義のバンド。第2期はこのアルバムを発表した1985年から1988年まで。第3期は1989年以降です。
収録曲は、1. All Creation Sings(4:22) 2.We Are The Men(4:41) 3.Lead Me To Reason(3:56) 4.The Only Way To Have A Friend(4:16) 5.Games Of Chance And Circumstance(4:18) 6.The Fury(5:34) 7.Progress(4:39) 8.Heartland(3:42) 9.Zion(3:26) 10.Up From The Wastland(4:25) の10曲。
録音のメンバーは、Kerry Livgren(g,key) Dave Hope(b) Dennis Holt(dr,per) Warren Ham(vo,woodwinds) Michael Gleason(vo,kry)の5人でした。
内容は、上記の曲名をざっと見てもらえれば一目瞭然である通り、ベタベタのクリスチャン・ミュージックです。神の創造物は皆歌う・・・的な・・・(笑)、、、ともあれ、音楽が、なかなか洗練されていていいんですよ。なかなかのプログレッシヴ・ポップだなぁと思います。音の隙間を生かしたダイナミックな作曲が抜群です!
キリッとした冬の朝なんかに聴くと、空気が結晶して固まりそうな無機的な音質と柔らかな光のような滑らかで荘厳なメロディーが同居しています。