Marilyn Martin

　1986年にリリースされたマリリン・マーティンのアルバムです。
　1954年生まれなのですが、まだびっくりするくらい若くてキュート！
下の写真は、wikipedia US から拝借

　彼女は、スティーヴィー・ニックスやケニーロギンスらのバンドでバッキング・ボーカルの仕事をしていましたが、1985年にフィル・コリンズとデュエットしたセパレート・ライヴズでブレイクし、その直後にアトランティック・レーベルからこのソロアルバムをリリースしました。

　チャートでは、シングル「ナイト・ムーヴズ」がビルボード・トップ１００で２８位を記録しました。２８位ではありましたが、記憶は怪しいもののラジオ・アンド・レコーズのチャートではトップ２０に入っていたのではないかと思います。小林克也さんのベストヒットUSAでかなりなんどもみた記憶があるんですよ。それから当時MTVでもそこそこのローテーションだったのではないかと思います。

　そんなわけで、このシングル「ナイト・ムーヴス」がすっかり頭に刷り込まれてしまいまして、ほかの曲では、「ボディー・アンド・ビート」をちょっと聴くくらいなのに、「ナイト・ムーヴス」だけは、以降現在まで、かなりのヘビロテになっています。

　ちょっとだけ（たぶん）柄にもなく斜に構えてクールに歌う導入部と、こんなに小柄なのにパット・ベネター並みに押しの強いサビの部分、さらに、デジタルシンセピアノの重低音、フェーザーとディストーションの効いた８０sメタルっぽい尖がったギターが最高です！