Cafe Evil 9

ごくごく普通の何の変哲もない平凡でどこにでもあるようなブログです♪

Gamma / Gamma 2

  このアルバムは、発売以来、超々々々々々々々々々々々々々々々々ヘビーローテーションで聴き続けているアルバムです。1980年8月にリリースされたガンマ2です。

 最初は、LPを「友&愛」(>覚えてる方いますか?)で借り、テープにダビングしてウォークマンウォークマンは何世代も移り変わり、MDに変わり、パナソニックのSDプレーヤーに代わり、ソーテックのマイクロカードプレイヤーに変わり、初代iPodが登場し、iPod-miniに変わり、nanoになり、nanoが世代交代し、iPhoneになり・・・とハードが移り変わっても、中身は変わらず回り続けるみたいな・・・そういうアルバムのひとつです。

  ガンマは、ロニー・モントローズ(g)のバンドです。ロニー・モントローズは、リック・デリンジャーの前任のエドガー・ウインター・グループのリードギタリストで、1973年に脱退、自らのバンド「モントローズ」を結成し、1976年までにアルバム4枚をリリースしました。そしてモントローズを解散の後、フュージョン作品「未来への天授」を発表し、トニー・ウイリアムス(dr)らとそっち方面の活動をしていたようです。そして、その後、1979年にガンマを結成して、再び、ハードロックの世界に戻ってきました。

 このアルバムは、そのガンマの2ndアルバムです。
 ガンマはこの前の1も後の3もダメなんですよ。いいのは、このアルバムだけ。

 1はなよっとしてるし、3はキーボードに偏りすぎで面白くなくって、ただ、このアルバムだけは、もうひたすらハードロックに徹底していて、その直向さ加減がハンパ無いって感じなんです。

  初CD化は2002年(US盤)でした。当時、本当に待ちに待ったCD化でした!数多いハードロックのアルバムの中でも、このアルバムほどにハイテンション且つ表情豊かにドライヴするクールなアルバムはないと思います!

 マシン・ヘッドも聖なる館もこのアルバムの足元にも及ばないと断言します!、真実です!デイヴィー・パティソンの微妙にかすれた声、縦横無尽なロニー・モントローズのギター、そして、これらに絡みつくシンセサイザーのバランスが見事としか言いようがないんですよ!これがロックだ!って感じ。唯一無二!一期一会的な素晴らしさです!一押しです!

 普通の人たちにとっては、めっちゃB級なんだと思うんですけどね~。そんなわけで、個人的に、思い入れが強すぎというか、どハマり状態のガンマ2です。2006年4月に国内初CD化(紙ジャケ)された際には飛びつきました(^^)。

 ジャケットも意味深そうでいい味出してますよね。表が緑で裏が真紅という配色も鮮やか!