このアルバム、キーフが制作したジャケットがその筋では有名過ぎて、音の方がどうなのかってことについては、記事で読んだ記憶がないままに、長~い年月が経ってしまいました。ジャケットの写真、何なんでしょうね。笛吹きに続いて這っている何者かみたいな感じの絵になっています。最初、ワニ頭の人かと思ってたのですが、コンバースのハイカット被ってる人にもみえるし。変な写真。一応、ネガポジ反転してみました。
アルバムをかけてみて、まず1曲目を聴いたときに、ちょっとサバスのNIBっぽいメロディーラインだったこともあり、音は、基本的には、ハードロックかなぁと思ったのですが、ブラスが入っていて、ジャズロック的な展開もします。3曲目の大曲では、サックスの、フリーキーな印象のソロまで入っていたりします。アルバム全体ではHR50%、ちょっとサイケな雰囲気が漂うジャズロック50%って感じですね。
繰り返し聴いていると、ベースラインとジャズドラムの音がすごく心地よくなってきます(^^) 同時代の音、たとえば、スコーピオンズの1stあたりと被る部分が相当あります。演奏はそこそこ上手い部類です。なので、こうした音が好きな人には必聴でしょう