時流に反逆と文字にしてみると、そうした姿勢こそロックって感じがしますよね。バンドの名前にも強い意思が感じられます。メンバーは、Eddie Jobson(violin,key) John Wetton(b,vo) Allan Holdsworth(g) Bill Bruford(dr)。プログレ人脈の超スーパーグループです。
セルフタイトルのアルバムに付けられた邦題「憂国の四士」までもカッコ良過ぎです!1978年3月リリース。収録曲は、Side 1 - 1.In the Dead of Night(5:38) 2.By the Light of Day(4:32) 3.Presto Vivace and Reprise(2:58) 4.Thirty Years(8:05) // Side 2 - 1.Alaska(4:45) 2.Time to Kill(4:55) 3.Nevermore(8:09) 4.Mental Medication(6:12)の6曲。
1曲目のin the dead of nightから、いきなり4分の7拍子、ベースの初音2小節が出た瞬間に、目の幅涙(>巨人の星)状態になりました。「ありがとう!」って感じでしたね。
By the light of dayで若干クールダウンしてPresto vivace、エディ・ジョブソンのこのソロは、初めて聴いたときには目がグルグル回りそうでした。言葉にしてみると、太陽と戦慄からレッドまでのキング・クリムゾンのサウンドの無骨で雄雄しい部分を継承し、しかも、繊細さ、緻密さ、ポップさが融合され、ホールズワースの弾くメカニカルなフレーズが楽曲の芯に絡みつくように全体を束ねているっていう感じでした。