Embryo / We keep on featuring Charlie Mariano
ジャーマニー系では最近ハマっているのがこれです。EmbryoのWe Keep On。何十年も前にCDで持っていたのですが、久々に買おうと思ったら、かなりぼったくり価格に高騰していまして断念。e-bayでマークしていたLPもいつの間にかなくなり長い間縁がなかったのですが、ごくごく最近、近所の某レコ屋さんの壁でLPを発見、親切な価格設定だったのでようやく入手できたというわけです。
ジャズのアルト奏者、チャーリー・マリアーノとコラボできているだけのことはあり、芯のしっかりとしたジャズロックです。手数が多く、ドラムがスイングしないところは、異種ながらスティーヴ・ガットとマイケル・ブレッカーのステップスを聴いている感覚に近いかなぁと。と、いいつつも、エンブリヨの方は、音がそこまで収斂されておらず、しかも、中近東か中国かといったサイケなメロディーも混ざっていて、やっぱり、プログレのフィールドの人たちなんだなぁと。
と、音も、一際捻くれていて面白いのですが、やはり、このアルバムの魅力は、ジャケット・アートかなぁと。
大きい卵を眺めつつ聴くと最高!