Popol Vuh - ポポル・ヴーって何かと思って調べてみると、アルファベットを用いてマヤ語が記されさらにスペイン語訳がつけられているマヤ神話の書の名前なのだそうです。歴史系では、「ポポル・ブフ」と表記されるようですね。
ポポル・ヴーの音楽は、中心人物フローリアン・フリッケ氏の音楽そのもので、彼の志向とともに変化していったのだとか。初期は、モーグを駆使したシンセ・ミュージッックであったようですが、彼は、シンセをクラウス・シュルツに売り払い、アコースティックに回帰し、このアルバムを発表しました。(何故かこのアルバムのクレジットには同氏の名前は記されておらず、ピアノ等の奏者の名前はPopol Vuhとされています。)
このアルバムは、アコースティッック楽器を伴奏に歌うヨン・ユンのソプラノボイスが特徴です。曲の歌詞は、全編旧約聖書のモーゼ書などがテーマになっているのだとか。無信仰なもので、このあたりの解説は無理なのですが、確かに、聴くと、そうした神がかりな音楽であることには間違いない・・・ような気がします(^^;;
このレコードを回すと部屋の空気が浄化されそうな、そんな不思議なパワーを持った音楽です。写真は、偶然に、閉店間際であった横浜のバナナレコードで入手したPilzレーベル盤です。キノコのレーベルが可愛い。
今やなんでも入ってますね・・・youtube