Frankie goes to Hollywood / Welcome to The Pleasuredome
アメブロの欠点は、長いタイトルが表示できないことですね。何文字目でキレてるんだろ?1984年10月にリリースされたフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのデビュー盤「Welcome to The Pleasuredome」です。いきなりの2枚組みで吃驚でした。邦盤では訳詞禁止、BBC、NHK等で放送禁止のB1のリラックスが大ヒットでした。
ゲイを公言し、米ソ冷戦を茶化し、やりたい放題の劇的なデビューを放ちました。実に短命ではありましたが、80sに登場した一発屋の方々の度迫力というのは、並じゃなかったですね~。そのリラックスに用いられている何物かがぶっ壊れて崩れ落ちるようなSE、強烈なジョンボーナム入魂の一発のドラムスのサンプリングなどなど、こけおどし的など派手な演出に当時は驚嘆させれられたものでした。
今聴くと作りは割とシンプルなのですが、プロデューサーのトレバー・ホーンは流石でしたね~。80sはまさに彼の時代でした。バグルス、イエス、プロデューサーと転身。思いのままだったんじゃないでしょうかね。
Side 1の映画でも観ているような曲の進行は、まるで、プログレッシヴ・ロックの世界観です。このノリはB面にも少々引き継がれます。通しでこのアルバムを初めて聞いた当時は、他の昔ながらの音作りをこねくり回している旧態然としたバンドの音は暫くの間聴く気が起こらなくなってしまいました。そのくらい衝撃的でしたよ~。
ようこそフランキーの楽園へ・・・世界を思いのままに・・・スナッチ・オブ・フューリー・・・プレジャードーム、リラックス・・・黒い戦争・・・トゥ・トライブス~フランキーの地球最後の日までの流れは、当時、チャート物だと馬鹿にして聴かなかったそこのあなたも絶対に聴いておくべきだと思います。
最近のCDでは、レコードの内袋の集合写真をジャケットにしているものが見られます。この絵にも何か問題があったのでしょうかね~。オーリアンズの裸ジャケとかに比べればず~っと普通に見えますけどね~(-_-;)