Cafe Evil 9

ごくごく普通の何の変哲もない平凡でどこにでもあるようなブログです♪

Matching Mole / Matching Mole's Little Red Record

 

 マッチング・モールは、ソフト・マシーンを脱退したロバート・ワイアットが結成したジャズロック・バンドです。1972年4月に1作目をリリースし、同年11月にこれをリリースしています。1作目の冒頭にはプチ・ヒット曲オー・キャロラインが入っていまして、そのせいですごくポップなアルバムという印象でした。

 

 ところが、1972年にリリースされたこの2作目「Matching Mole / Matching Mole's Little Red Record」は、冒頭の怪しげで不協和音が気持ち悪いヘンテコなコーラスからして只者ではありません。そしてすぐさま捻くれてカクカクに折れ曲がったメロディーやリズムが怒涛のごとく奏でられます。しかも、軽〜いジャズドラムに乗っかって。これを聴くと、正真正銘カンタベリー印って感じです。


 そして、なんだか、カンタベリーなのに微妙に漂ってくるクリムゾン臭!っと思ったら、プロデューサーがロバート・フリップ。たしかにね。プロデューサー一人で、ここまでソフツがクリムゾンになってしまうんですね。

 手元のLPはUK盤ですが、邦盤のタイトルは「そっくりモグラの毛語録」でした。カバーのイラストの作者は不明ながら、台湾解放のポスターのパロディーだったようです。5人の兵士が、4人のメンバーに置き換えられています。上がフィル、下が左からデイヴ、ロバート、ビルです。そして、フィル・ミラーが手に持っている赤い本が「毛主席語録」です。



 正直、1枚目はほぼ聴かないのですが、これは40年の風雪に耐え、たまに回しています。