・ US hard
1976年にリリースされた「クリスタル・ボール」です。 スティクスは、当初、ウッドン・ニッケル・レーベルと契約し、4枚のアルバムを発表しました。個人的には、この4枚は、荒削りで未整理ながら、アメリカン・ポップとシンフォニックなプログレッシヴ・サ…
1979年にリリースされたモノリスです。邦題は「モノリスの謎」。 ファースト・アルバムの時期からそもそも完成の域にあったカンサスのサウンドは、アルバムを発表するに連れ徐々に円熟味を増していき、緻密で重厚なオーケストレーションはついに前作暗黒への…
Kansasが1975年にリリースした3作目Masque、邦題「仮面劇」は、アレンジがややシンプルになり、全体にギターのナチュラルなオーバードライブが耳につく仕上がりとなっています。冒頭には、レコード会社の指示でシングル・ヒットを狙って作曲されたとされるI…
リヴァイアサンはアメリカのバンドです。出身地はアーカンソーだそうです。大田舎ですね。カンサスにしてもそうですが、よくこんな土地からプログレ・バンドが生まれてくるものだなあと。しかも、リヴァイアサンの方は専業のメロトロン奏者付きで、全面メロ…
Styxの 1981年の大ヒットアルバム「パラダイス・シアター」です。 スティクスは、パノッゾ兄弟が1963年にシカゴで結成したバンドが母体となり、1964年にデニス・デ・ヤング、1968年にジョン・クルレウスキー、1970年にジェイムズ・ヤングを加えてスティクス…
本日、中秋の名月ということで、「月に吠える」が入っているこのアルバムです。1976年10月にリリースされたカンサスの第4作。Leftovertureです。邦題は「永遠の序曲」。 カンサスは1970年に結成されたアメリカのバンドです。アメリカン・ハード・プロ…
1975年リリースの第2作、Song For America(US/Kirshner – PZ 33385)です。本作は小曲3曲、大曲3曲という構成をとっており、ファースト・アルバムに比べバンドの方向性がより明確になった感があります。 1994年に発売されたボックスのブックレットの…
ADのArt of the Stateです。1985年のリリース。AD は、Kansasのマルチプレイヤーであったケリー・リヴグレンが脱退後に結成したバンド又はプロジェクトの名称です。語源はそのままAnno Dominiです。 ADの活動は大きく3つに分かれます。第1期は脱退直後1983…
1971年にリリースされたPattoの Hold Your Fireです。ロジャー・ディーンの変形ジャケット(紙ジャケCD)です。アナログは結構処分していてそんなに在庫がないのですが、紙ジャケならまだまだ出てきそうです。 パトゥ1970年にロンドンで結成されまして、これ…
Kansasの5作目Point Of Know Return。アルバムの邦題は「暗黒への曳航」です。1977年のリリース。国内盤発売当時のキャッチコピーは「伝説と未来が交錯する、幻夢の音迷宮(サウンド・メクロポリス)!カンサス激情のヘヴィー・スリル!」。何だかよく…
1977年1月にリリースされたスターキャッスルの2ndアルバムFountains of Light。まず、ジャケット・アートが凄く目をひきますよね。音はともかく、当時、このジャケットだけでも欲しいと思いましたからね~"^_^" 作者はピーター・ロイド。カンサスの暗黒への曳…
Kansasが2020年にリリースしたアルバム。Absence of Presenceです。往年のKansasには欠かせないボーカリストSteve Walshもマルチプレーヤーでありほとんどの大曲を作曲していたKerry Livgrenもこのアルバムにはいません。創生メンバーで残っているのはドラム…
スティクス、カンサス、ジャーニーときたら、これしかないですね!Bostonが1976年にリリースしたファーストアルバム、邦題「幻想飛行」です。ファースト・アルバムにして最高傑作!!! ボストンは、アメリカン・ポップスとプログレ的なオーケストレーションの手…
キャラバンサライのレコーディング中にサンタナのバンドから脱退したグレッグ・ローリー(key)とニール・ショーン(g)が73年にジャーニーを結成しました。彼らは、75年以降毎年1枚のペースでアルバムを発表。このアルバムは第3作目になります。邦題は「…
1974年にリリースされたカンサスのファーストアルバムです。 Can I tell youやBringing it back、The pilgrimageなどアメリカの南部臭が漂う小曲、バラードのLonely wind、ひたすらハードなBelexes、大曲Journey from mariabronn、ApercuそしてDeath of moth…
The Serpent is Rising (サーペント・イズ・ライジング / スティクスIII)です。 スティクスの発表したアルバムの中でも、初期、ウッドン・ニッケル・レーベル時代の4枚はかなりプログレ色の濃い内容となっています。その中でも極め付けがこれです。 ブリ…
スポックス・ビアードです。彼らは、1995年に突如登場した、シンフォニック・ロックの超新星でした。・・・っていっても、もう何十年も経っちゃいましたね(^^) そのデビュー盤が、この「The Light」です。 まず、第一に、プログレッシヴ・ロックのアルバムを…
イーソスってどういう意味だろうとググって見ると「エートス (古希: ἦθο?, ἔθο?; ethos, 複: ἤθη ἤθεα; ethe, ethea) は、「いつもの場所」 (ἤθεα ἵππων) を意味し、転じて習慣・特性などを意味する古代ギリシア語である。他に、「出発点・出現」または「特…
1980年にリリースされたケリー・リヴグレンのファーストアルバム。邦題は「闇の支配者」です。 ケリー・リヴグレンは、カンサス初期の大曲の殆ど全てを書いている主要メンバーです。ドラスティック・メジャース発表以降カンサスを抜け、ADを結成、その他ソ…