◇ Kansas
1979年にリリースされたモノリスです。邦題は「モノリスの謎」。 ファースト・アルバムの時期からそもそも完成の域にあったカンサスのサウンドは、アルバムを発表するに連れ徐々に円熟味を増していき、緻密で重厚なオーケストレーションはついに前作暗黒への…
Kansasが1975年にリリースした3作目Masque、邦題「仮面劇」は、アレンジがややシンプルになり、全体にギターのナチュラルなオーバードライブが耳につく仕上がりとなっています。冒頭には、レコード会社の指示でシングル・ヒットを狙って作曲されたとされるI…
本日、中秋の名月ということで、「月に吠える」が入っているこのアルバムです。1976年10月にリリースされたカンサスの第4作。Leftovertureです。邦題は「永遠の序曲」。 カンサスは1970年に結成されたアメリカのバンドです。アメリカン・ハード・プロ…
1975年リリースの第2作、Song For America(US/Kirshner – PZ 33385)です。本作は小曲3曲、大曲3曲という構成をとっており、ファースト・アルバムに比べバンドの方向性がより明確になった感があります。 1994年に発売されたボックスのブックレットの…
ADのArt of the Stateです。1985年のリリース。AD は、Kansasのマルチプレイヤーであったケリー・リヴグレンが脱退後に結成したバンド又はプロジェクトの名称です。語源はそのままAnno Dominiです。 ADの活動は大きく3つに分かれます。第1期は脱退直後1983…
Kansasの5作目Point Of Know Return。アルバムの邦題は「暗黒への曳航」です。1977年のリリース。国内盤発売当時のキャッチコピーは「伝説と未来が交錯する、幻夢の音迷宮(サウンド・メクロポリス)!カンサス激情のヘヴィー・スリル!」。何だかよく…
Kansasが2020年にリリースしたアルバム。Absence of Presenceです。往年のKansasには欠かせないボーカリストSteve Walshもマルチプレーヤーでありほとんどの大曲を作曲していたKerry Livgrenもこのアルバムにはいません。創生メンバーで残っているのはドラム…
1974年にリリースされたカンサスのファーストアルバムです。 Can I tell youやBringing it back、The pilgrimageなどアメリカの南部臭が漂う小曲、バラードのLonely wind、ひたすらハードなBelexes、大曲Journey from mariabronn、ApercuそしてDeath of moth…
1980年にリリースされたケリー・リヴグレンのファーストアルバム。邦題は「闇の支配者」です。 ケリー・リヴグレンは、カンサス初期の大曲の殆ど全てを書いている主要メンバーです。ドラスティック・メジャース発表以降カンサスを抜け、ADを結成、その他ソ…