Cafe Evil 9

ごくごく普通の何の変哲もない平凡でどこにでもあるようなブログです♪

▲ 1950s

Helen Merrill

2022年もあと1日 テレビもつまんないし Netflixも飽きたので 静かに 古いアナログレコードを回しています ヘレン・メリル 1955年のデビュー盤 パチパチとノイズ混じりなところが またいとおかしスギ 1929年生まれなので、この時はまだ26歳で…

Sonny Criss / Go Man !

アルトサックスのソニー・クリスが1956年に録音したアルバム「ゴー・マン」です。ピアノがソニー・クラーク、ベースがリロイ・ビネガー、ドラムスがローレンス・マラブルです。 ソニー・クリスは、当時、過小評価されていて、リーダーアルバムを録音する機会…

Cannonball Adderley / Somethin' Else

もう少しすると紅葉の季節ですかね。昨日あたりから朝夕の風が少しだけ涼しくなってきたかなぁというところで、これを聴いています。 もともとミュート・トランペットの金属的なアタック音に免疫がなかったので、長い間、マイルスに馴染めなかったのですが、…

Max Roach and Crifford Brown / In Concert !

クリフォード・ブラウンは1930年に生まれた今や伝説的なトランペット奏者です。 1949年にディジー・ガレスピーの楽団で演奏して実力を認められたことをきっかけに活動を始めましたが、1956年、25歳のときに自動車事故で亡くなってしまいましたので、実質的な…

Thad Jones / The Magnificent Thad Jones

トランペットは、管楽器の中では意外と手頃で、昔から中高生レベルで普及している楽器なのではないかと思います。私は、管楽器は全くやったことがないのですが、構造や演奏方法を見る限り、かなり曲芸的なスキルが要るのではないかと思います。 「ドとソとド…

Sonny Rollins / Saxophone Colossus

ソニー・ロリンズのサキソフォン・コロッサス。このアルバムは、「サキコロ」の愛称で親しまれています。バラエティーに富む収録曲、オーソドックスな演奏スタイル、ジャズの様々な側面が凝縮され、且つ、とっつきやすさを兼ね備えていますから、ジャズの入…

Bud Powell / Jazz Giant

久々にジャズを聴いてしまったので、数日、ジャズ・モードです。定番品中心に載せてみたいと思います。 バド・パウエルは、高い作曲能力と演奏技術を持ち、しかも、非常にメロディアスで解り易くキャッチーなアドリブを弾くという3点において、他を寄せつけ…

Bill Evans / At The Montreux Jazz Festival

ビル・エバンスは、1929年生まれの白人ピアニスト。かなり神経質そうな風貌です。白衣を着て薬局のカウンターの中に立っていそう。小さな銀行の窓口で小銭を数えてても似合うかもですね。彼のピアノは、その風貌同様、繊細で職人的な響きがあります。 ビル・…

Tommy Flanagan / Over Seas

トミー・フラナガン1930年生まれで、父親はギター弾き、母親はピアノ弾きという音楽一家で育っています。彼は、一言で言えば名脇役ですね。マイルス・デイビス・オールスターズのプレスティッジ・レーベルの各録音、ソニー・ロリンズのサキソフォン・コロッ…

Red Garland / Groovy

Red Garland / Groovy... 1956年12月18日の録音。レッド・ガーランドの「グルーヴィー」は、最もとっつき易く、しかも、優れたピアノ・トリオのアルバムだと思います。ジャズのLPやCDを扱うお店では、楽器別にアーチストのアルファベット順で音源が並べ…

The New Miles Davis Quintet

マイルス・デイヴィス。彼は、一言で言えば、ジャズの歴史を切り開いてきた最重要人物です。 ジャズの流れをスタイルと人物で概観すると、ルイ・アームストロングに代表されるニューオリンズ・ジャズ(1910年代)、デューク・エリントンに代表されるスイング…